男女間の金銭トラブル

恋愛関係にあると、お金を「貸せない」や「返して」とはなかなか言い出せないものです。もちろん、「借用書を書いてよ」と口にするのもはばかられます。
しかし、男女間のお金のもつれを避けるためには、自衛するしかありません。
そのためにいくつか心得ておきたいことがあります。
まず、お金を貸すときには必ず借用書や念書を書いてもらうようにしましょう。
借りる方はしぶるかもしれませんが、なかなか返してくれないというときに強い味方になります。さらに、お金を渡すときは手渡しではなく振り込みにし、お金の動きがあったことを証明できるようにしておきます。
相手に「あれはもらったものた」と言われると、贈与だったのか、貸したものだったのかが曖昧になります。「貸したもの」であることを明らかにしておくために、一筆書いてもらうことは大切です。貸した時の状況や貸した回数、これまでの返済の状況も記録しておきましょう。
また、相手の身元もできるだけ把握しておくようにしましょう。
携帯電話の番号しか知らないと連絡が途絶えてしまうかもしれません。
住所や勤務先、実家の連絡先などもさりげなく聞いておきましょう。

2018年03月30日